一人暮らしをしていると、つい掃除って後回しにしてしまいませんか?
仕事でクタクタになって帰ってくると「今日はもういいや…」ってなっちゃうし、
せっかくの休日も趣味や遊びを優先しちゃって、気づけば部屋が散らかり放題。
「またやらなきゃ…」と頭ではわかってるのに、なかなか行動に移せず自己嫌悪になることもありますよね。
でも実は、そんなに気負わなくても大丈夫。
週に1回、ほんの少しの時間だけ掃除をする習慣をつけるだけで、
無理なくお部屋を清潔に保てるんです。
今回は、掃除が苦手な男性でもラクに続けられるちょっとしたコツを
優しくお話ししていきますね。
これを読めば、きっとあなたも掃除に対するハードルが下がるはずです。
なんで一人暮らしだと掃除が続かないの?
誰にも見られないから後回しになりやすい
実家にいた頃や、誰かと一緒に暮らしていたときは、
「片付けないと親に怒られるから」「友達が遊びに来るから」
そんな理由でなんとなく掃除や片付けをしていた人も多いはず。
でも一人暮らしになると、急に誰の目も気にならなくなります。
多少部屋が散らかっていても、自分以外は誰も困らないから
ついつい後回しにしちゃうんですよね。
「今日くらいは別にいいか」
そんな日が続くと、あっという間に部屋は散らかり放題に。
気づいたときには、どこから手をつければいいのかもわからなくなってしまいます。
仕事や趣味で忙しいと疲れてサボりがち
毎日忙しく働いていると、体も心もヘトヘト。
平日は帰ってくるだけで精一杯で、掃除までやる元気はなかなか出ませんよね。
「今日はゆっくりYouTube観たいな」「スマホゲームやりたいな」
そんな気持ちになるのも、全然普通のことです。
休日は休日で、外出したり趣味に没頭したりしていると、
結局掃除はどんどん後回しに。
気づいたら1週間、2週間と掃除をサボってしまっていた…
なんてこともよくあります。
片付けが苦手だと掃除が面倒に感じる理由
そもそも片付けがあまり得意じゃない人にとって、
掃除の前にまず「床に散らばったものをどかす」こと自体がすでに大仕事。
部屋に物が多いと掃除機をかけるだけでも一苦労ですよね。
そうなると「掃除=大変」「掃除=面倒」と脳が覚えてしまって、
ますますやる気が出なくなってしまいます。
みんなはどのくらい掃除してる?理想と現実のギャップ
一人暮らし男性の平均的な掃除頻度
「他の人はどのくらい掃除してるんだろう?」
自分だけがだらしないんじゃないかって、ちょっと不安になることありませんか?
でも安心してください。
実は一人暮らしの男性の多くは、だいたい週に1〜2回程度の掃除が平均なんです。
それ以上やっている人ももちろんいますが、
意外とみんな毎日は掃除していないんですよ。
だから「毎日掃除しないとダメなんじゃ…」なんて
思い詰めなくて大丈夫。
あなたもあなたのペースで続ければいいんです。
汚れの溜まりやすさは生活スタイル次第
ただし、どのくらいの頻度で掃除すればいいかは人それぞれ。
自炊をよくする人なら、キッチン周りが汚れやすいですし
お家時間が長い人はリビングや寝室にホコリが溜まりやすくなります。
逆に外食ばかりで家にほとんどいない人は、
汚れにくいから月に2回程度の掃除でも十分な場合も。
だからこそ、自分の生活スタイルに合わせて掃除の頻度を決めるのが一番なんです。
理想に縛られすぎない気楽な考え方
インスタやYouTubeで、いつもピカピカに整った部屋を見て
「自分もああならなきゃ」って焦ることありませんか?
でもあれは多くの場合、見せるために片付けた一瞬を切り取ったもの。
あなたの日常とは全然違うんです。
理想に縛られすぎるとしんどくなるだけ。
7割くらいきれいなら合格!くらいの気楽な気持ちでいきましょう。
忙しくても週1回掃除を続けるためのシンプル習慣
曜日や時間を固定して習慣化しよう
「掃除は土曜の朝10時から」など、曜日や時間を決めてしまうと
いちいち「いつやろう?」と悩まずに済みます。
これだけでハードルがぐっと下がります。
最初はちょっと面倒でも、続けるうちに自然と体が動くようになってくるから不思議です。
一箇所だけなら短時間で終わる
「今日はトイレだけ」「来週はリビングだけ」と決めてしまうのもおすすめ。
1箇所だけなら10分もかからず終わるし、それでも十分気分が変わります。
小さな達成感を積み重ねることが、掃除を続ける一番のコツなんです。
掃除後のスッキリ感をちゃんと味わう
掃除って終わった後のあのスッとした感じが気持ちいいですよね。
部屋の空気が少し軽くなったような、深呼吸が気持ちよくなるような。
その感覚をちゃんと味わうことで、「またやりたいな」って自然に思えるようになります。
タイマーで5分だけやる作戦も◎
「それでも今日は気が乗らない…」なんて日ももちろんあります。
そんなときはスマホのタイマーを5分にセット。
5分だけなら始めるハードルがぐっと下がるし、
やり始めると案外そのまま15分くらいやってしまうことも多いんです。
どこから掃除する?優先順位の高い場所
トイレやお風呂は衛生面で最優先
水回りって汚れが目立たなくても菌が増えやすいんです。
特にトイレやお風呂は週に1回を目安に掃除しておくと安心。
サッと拭くだけでも十分なので、まずはここから手をつけてみてください。
寝室・リビングはホコリとダニの温床に
寝室やソファのあるリビングはホコリやダニが溜まりやすい場所。
軽く掃除機をかけるだけでアレルギー対策にもなります。
「今日はちょっとだけ」でも十分です。
意外と見落としがちな玄関をきれいに
玄関って家の顔とも言われますよね。
小さな砂やホコリが溜まりやすいので、
ほうきでサッと掃く習慣をつけるだけで見た目が全然変わります。
帰宅したときに自分も気持ちいいですよ。
キッチンの油汚れは週単位で軽く拭く習慣を
キッチンのコンロ周りは、気づかないうちに油でベタベタになりがち。
でも週に一度、軽く拭き取るだけで頑固な汚れを防げます。
後でまとめて大掃除するよりずっと楽なんです。
掃除をラクにするちょっとした工夫
歯磨き中・帰宅後すぐの5分を活用
掃除って「さあやるぞ!」と意気込むと腰が重くなりがち。
でも歯磨きしている間や、帰宅して部屋着に着替えた直後に
サッと5分だけ掃除する習慣をつけるととってもラク。
たとえば歯ブラシをくわえたまま洗面台を拭いたり、
カバンを置いた流れで玄関をほうきで掃いたり。
何かの「ついで」にやると、特別な時間を確保しなくて済むので、
ぐっとハードルが下がりますよ。
「やらないと気持ち悪い」感覚を育てる
掃除のいいところって、やると必ず結果が目に見えること。
床に散らばっていたゴミがなくなる、シンクがピカピカになる。
そんな小さな変化をちゃんと感じ取ることで、
逆に掃除しないと気持ち悪い、ソワソワする…という感覚が生まれてきます。
これが習慣化への第一歩です。
掃除=面倒なことじゃなくて、
掃除=心地よく暮らすための大事な時間だと思えたら素敵ですね。
完璧を求めず7割きれいならOK
「ここもやらなきゃ、あそこもやらなきゃ」ってなると、
いつまで経っても掃除が終わらないし、どんどん嫌いになっちゃいます。
だから最初から完璧は目指さないで。
7割きれいなら充分って自分に言い聞かせてください。
少しずつ続けていれば、自然に全体がきれいになっていきますよ。
掃除の後に好きなお菓子やビールを楽しむ
掃除を頑張った自分にはちゃんとご褒美をあげましょう。
ちょっといいビールを冷蔵庫に用意しておくとか、
掃除が終わったらコンビニスイーツを食べるとか。
「掃除の後はお楽しみが待ってる!」と思うだけで、
取りかかる気持ちがぐっとラクになります。
掃除しやすい部屋づくりのポイント
床に物を置かないだけで掃除が劇的にラク
床に物を置かないだけで掃除機が本当にかけやすくなります。
カバンや服、雑誌をちょっと椅子や棚の上に移すだけ。
これだけで週1の掃除が何倍も簡単になりますよ。
収納を見直して片付けやすくする
掃除しやすい部屋って、実は「片付けやすい部屋」なんです。
取り出しやすくしまいやすい収納に変えるだけで、
物が散らかる回数がぐっと減ります。
自分の動線をよく観察して、使うものを手に届きやすい場所に置くとストレスも減りますよ。
無印・ニトリのシンプル収納が便利
見た目がすっきりしていて、どんな部屋にも合う無印やニトリの収納用品。
揃えると統一感が出て、それだけで部屋が片付いて見えます。
お掃除のやる気も自然にUPしちゃうかも。
見た目が「スッキリ」するだけで達成感がUP
人って視覚情報にすごく影響されます。
棚や床の上が片付いているだけで、部屋全体がきれいになったような気分に。
たとえ細かいところにホコリがあっても、見た目がスッキリしていればそれで十分。
達成感を大切にしてあげてくださいね。
【コラム】さらにラクしたい人へ|便利グッズ&サービス
ロボット掃除機や使い捨てワイパーで時短
お掃除ロボを一台置くだけで、床の掃除がほぼ終わります。
忙しい方には本当におすすめ。
またクイックルワイパーのような使い捨てシートは、
サッと取り出してサッと拭けるので思いついたときにすぐ動けます。
100均のお掃除グッズも優秀
最近の100均には、便利で可愛いお掃除グッズがたくさんあります。
隙間ブラシや小さなモップなど、プチプラで揃えられるので気軽に試してみて。
ちょっとした道具があるだけで掃除がずっと楽になります。
思い切って家事代行に頼るのもアリ
仕事が忙しすぎて全然掃除に手が回らない。
そんなときは思い切って家事代行を頼むのも立派な選択肢です。
プロにお願いすると、自分では気づかない場所までピカピカにしてくれます。
定期的に頼めば「いつもきれいな部屋」が自然にキープできますよ。
まとめ|週1回の掃除習慣で清潔も気分もキープしよう
掃除ってなんとなく面倒なイメージがあるけど、
少し考え方を変えるだけで驚くほどハードルが下がります。
週1回、ほんの少しの時間でいい。
そう決めて続けるだけで、部屋も気持ちもすっきりしていきます。
無理に完璧を目指さず、できる範囲でいいんです。
あなたの暮らしがもっと心地よいものになりますように。